【飯能河原 プチバーベキュー】シーズンオフの飯能河原で火気使用可能エリアを無料で満喫するお手軽プチバーベキューをしてきました。

こんにちは!アウトドアを楽しむには絶好の季節、冬がやってきましたね。

「ラクに楽しく簡単に」のtetuo.jpです。

「バーベキューや焚き火に興味はあるけれど、車を持っていないし、道具を揃えるのも大変そう…」と足踏みしている方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんなアウトドア初心者の方にこそおすすめしたい、電車で行ける「飯能河原」での超お手軽プチバーベキュー体験記をお届けします。

冬の「飯能河原」は、静かに楽しむ大人の隠れ家

飯能河原

西武池袋線「飯能駅」から歩いて約15分。アクセス抜群の飯能河原は、都心から一番近い大自然といっても過言ではありません。

飯能河原 火気使用可能エリア

まず河原に降り立つと目に飛び込んでくるのが、エリアの案内看板です。実はここ、ハイシーズン(春〜秋)は有料のバーベキューサイトとして運営されていますが、オフシーズン(冬季など)は、なんと指定のエリアで火気使用が「無料」で利用できるんです!

飯能河原 夜間立入禁止看板

ちょっと豆知識

かつてはここで無料の宿泊キャンプも楽しめましたが、現在は「夜間立入禁止」の看板が設置されており、宿泊はできません。ルールを守って、日帰りのデイキャンプを楽しみましょう。

飯能河原 トイレ

冬の飯能河原は、夏のような喧騒がなく、川のせせらぎが心地よく響きます。トイレや水場も完備されているので、初心者の方でも安心して過ごせますよ。

飯能河原 水場

今回のスタイルはタープなしの「ひなたぼっこ」セット

私が訪れたのは12月6日。キリッと冷えた空気でしたが、雲ひとつない快晴でした。

お手軽セット

今回のセッティングは、イス、テーブル、そしてコンパクトな焚火台のみ。あえてタープは張りませんでした。冬の日は貴重です。日陰を作ってしまうと、ただでさえ寒いのが余計に寒くなってしまいますからね。

太陽の光を全身に浴びながら、ポカポカと温かい「ひなたぼっこスタイル」が冬の正解です。

食材は駅ビル「西武飯能ペペ」で現地調達!

電車移動の強い味方が、飯能駅直結の駅ビル「西武飯能ペペ」です。地下1階の食料品売り場は品揃えが豊富で、わざわざ家の近くから重い思いをして運ぶ必要はありません。

今回のお楽しみは、ここで見つけた「生ソーセージ」と「ちょっと良いお肉」。手ぶらに近い状態で現地まで行けるのが、電車キャンパーの特権ですね。

YOLERの焚火台×固形燃料で、スマートに焼く

YOLERのコンパクト焚火台とファイヤーメイト

さて、いよいよ調理開始です。今回の主役は、YOLER(ヨーラー)の折り畳みコンパクト焚火台。これにキャプテンスタッグの固形燃料「ファイヤーメイト」をセットします。

炭や薪を使わず、固形燃料を使うのが「お手軽」のポイントです。

シングルバーナーとクッカー

まずはボイルです。クッカーでお湯を沸かし、生ソーセージを茹でます。

生ソーセージは茹で上りは浮いてきます。

グリルシートで焼きます。焚火台の上に「マルチグリルシート」敷き、茹で上がったソーセージを乗せます。

マルチグリルシート すごい便利です。

このシート、網を汚さないので後片付けが劇的に楽になります。ファイヤーメイトの優しい火力がシート越しに伝わり、ソーセージの表面がパリッと弾けます。一口かじると、じゅわっと肉汁が……!

熱燗と極上肉で、至福のひととき

電車移動のメリットです。

ソーセージを頬張りながら、空いたクッカーにワンカップをセット。お湯に浸して「熱燗」を作ります。冷えた体に、温かい日本酒が染み渡ります。

そして、本日のメインディッシュ。ペペで購入した「かなり良いお肉」をグリルシートへ!

「ジュ~ッ!」という心地よい音とともに、香ばしい匂いが漂います。固形燃料でも、じっくり熱を通せばしっかりとした焦げ目がつきます。外はカリッと、中はジューシー。このクオリティのバーベキューが、こんなに簡単なセットで楽しめるなんて、正直驚きです。

締めは「巻きずし」と「カップスープ」で

美味しいものをゆっくりと、自分のペースで食べる。プチバーベキューの醍醐味ですね。お肉と熱燗でかなり満足感がありますが、最後に気になって買ってしまった「巻きずし」をいただきます。

仕上げは、お湯を注ぐだけのカップスープ。温かいスープで胃を落ち着かせたら、本日の宴は終了です。

締めには、気になって買ってしまった「巻きずし」と、体を芯から温めるカップスープをいただいて、お腹も心も大満足です。

旅の終わりは「蔵カフェ」で甘いご褒美

飯能 蔵カフェ

美味しいお肉とお酒で心もお腹も満たされた後は、ゆっくりと片付けをして撤収です。でも、お楽しみはこれだけではありません。

飯能の街歩きを楽しみながら駅へ向かう途中、飯能に来たら毎回行ってる「蔵カフェ」に立ち寄りました。落ち着いた雰囲気の店内でいただいたのは、旬の果物をふんだんに使ったフルーツパフェ

本日の季節のフルーツパフェ

冷たいアイスとフレッシュな果実の甘みが、バーベキューの後の少し火照った体に心地よく響きます。温かいコーヒーと一緒に味わうひとときは、まさに至福。

蔵カフェさんの美味しいコーヒー

「外遊び」のワイルドさと、「カフェ」の優雅さ。この両方を電車ひとつで欲張りに楽しめるのが、飯能エリアの本当の魅力かもしれません。

最後に:ゴミを出さない、スマートな外遊び

今回のセットの最大のメリットは、「ゴミが圧倒的に少ないこと」です。

  • 薪や炭を使わないので、燃えカス(灰)が出ない
  • グリルシートを使うので、網のベタつきを洗う必要がない
  • 食材は現地調達の分だけなので、残飯もほぼゼロ。
飯能河原の注意事項です。

飯能河原は「ゴミは必ず持ち帰り」がルールですが、このスタイルなら帰りのリュックも軽く、気軽に駅まで歩いて帰れます。

飯能河原でのプチバーベキューと、蔵カフェでのスイーツ。

電車移動だからこそ、お酒もスイーツも妥協なく楽しめる。

そんな贅沢な休日を、あなたも次の週末に計画してみませんか?