台風で予定していたハゼ釣りができない・・・ハゼが釣れない・・・
今度の日曜日にハゼ釣りに行こうと思っていたのに・・・
台風で大雨の予報です・・・
大雨でも釣りはできるんですよ!
けど・・・釣れません・・・
ハゼは釣れません・・・
私がハゼ釣りする場所は、汽水域の川です。
汽水域とは海水が川の水の下の層を流れ、上流から流れてくる川の水は上の層を流れていきます。
わかりやすく言うと海の水、海水の影響を受けている川の下流域です。
時間により海の潮の影響で川の水も増えたり減ったり、海の満潮、干潮とリンクしています。
で、大雨だとなぜハゼが釣れないか、ですが・・・
まず、川の流れが速くなります。
ハゼも流されないように必死です。
下手したら流されてしまいます。
餌を食べている場合ではないですよね・・・
そして、川の水がかき回されてしまいます・・・
汽水域の川は下層に海の海水、上層に川の水、2つの層があります。
ハゼは底にいる魚ですので、海水の層に住んでいます。
川の上流から大雨で大量の川の水が流れてきますので、
川の水がかき回され、下層の海水が薄められてしまいます。
下手したら下層も上層もありません。濁流です。洗濯機の中です。
塩分濃度が変わるだけでハゼにはダメージ大です。
餌を食べている場合ではないですよね・・・
とどめが、水温が下がってしまうことです・・・
この時期の雨の水はとても冷たいです。
ハゼは魚です。水温の影響をもろに受けます。
ハゼは夏から秋に良く釣れるのは、ハゼは暖かい水が好きで、よく動き回るからです。
寒いとハゼの動きが悪くなります。
そりゃー寒いですから、冷たいですから・・・
冷たい水が濁流になって流れてくるのです。
ハゼにはたまったもんじゃありません。
餌を食べてる場合じゃないんです・・・
ちなみにハゼは一年魚です。一年でその生涯を閉じます。
まれに深場に落ちて、冬を越して2年生きるハゼもいますが、
多くのハゼの一生は一年で終わりです。
海に流された卵は海で孵り、他の魚に食べられないようにしながら、
海から川に上ってきます。
5月ごろには川に上がって来てモリモリ餌を食べます。
9月10月の頃には産卵に向けてさらにモリモリ餌を食べます。
秋口から冬に入る前に産卵して、短い一生を終えます。
台風でハゼ釣りができない・・・
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